使ってみると、以外と簡単で、VBScriptとほぼ変わらないので、覚えやすく便利なスクリプトです。使い方などまとめてみました。
1、準備(環境)
Windows 10などのクライアントOSや、Windows Server 2012以前のサーバーOSの場合、PowerShellの実行ポリシーが「Restricted」(制限)に設定されています。
これはスクリプトの実行を禁止する状態ですので、
設定変更しないとPowerShellファイルが実行できません。
◎実行ポリシーを変更(コマンドラインで下記入力して、設定変更します)
Windows + R で「ファイル名を指定して実行」を開き、
powershell
で起動。>Set-ExecutionPolicy -Scope CurrentUser
>RemoteSigned
※ps1ファイル作成後、右クリックメニューで「PowerShell実行」選択で、セキュリティ変更画面が表示された場合、「変更する(Y)」を入力すれば、設定変更され、PowerShellが実行できるようになります。
2、PowerShellスクリプトファイル作成
PowerShellのスクリプトファイルは、拡張子が「ps1」のテキストファイルとして保存します。
ps1ファイルはメモ帳などのテキストエディターでも作成できますが、WindowsにはPowerShell専用のISEが標準で用意されています。
最初にps1という拡張子でファイルを作成して、「ファイル選択して、右クリックメニューの「編集」」を選択すれば、ISEが起動できます。
ISEの右側にファイル編集画面が表示されますので、そこで実行する処理を編集します。
2-1、文法
・PowerShellの変数は先頭に「$」をつけて定義
・コメントは”#”
3、実行
.PS1 ファイル (.PS1 は、Windows PowerShell スクリプトのファイル拡張子です) をダブルクリックし、ゆっくり座って魔法が起こるのを待ったはずです。
さてこうしてスクリプトを作ったとして、それをどうやって実行すればよいのでしょうか。PowerShellスクリプトの実行にはいくつかの方法があります。
エクスプローラーでファイルを右クリックして、「PowerShellで実行」を選ぶ方法です。前述の実行ポリシーがRestrictedでも実行できます。
※注意すべき点は、現在作業中のフォルダー(カレントフォルダー)にあるps1ファイルを呼び出す場合でも、パス指定が必要な点です。また、空白文字を含むパスを指定する場合、「"」で囲んだ上で、さらにその前に「&」を付ける必要があります。「&」が無いと「"」で囲まれた部分を文字列として表示する処理と解釈されるので、コマンドは実行されません。
【参考URL】
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/010600004/
https://technet.microsoft.com/ja-jp/scriptcenter/powershell_owner05.aspx
http://qiita.com/tomoko523/items/df8e384d32a377381ef9
http://win.just4fun.biz/?PowerShell/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%B8%E3%81%AE%E4%B8%8A%E6%9B%B8%E3%81%8D%E3%81%A8%E8%BF%BD%E8%A8%98%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%83%BBSet-Content%2CAdd-Content
http://devadjust.exblog.jp/22696383/
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0708/30/news137.html
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0709/20/news125.html
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