2014年12月2日火曜日

Silverlightで面白いことを語っているのがあった

http://d.hatena.ne.jp/wave1008/touch/searchdiary?word=*%5BSilverlight%5D

Silverlightの欠点について述べているので、「うんうん」と納得してしまった。
書かれた内容と私の感想です。

・非同期通信ではとりうる状態が増え、順番が保証されないため、同期通信よりも実装が煩雑で、テストも難しい
 ⇒リクエストを複数行うと、いつくるか制御できずに、はまったことが多々あった

・UIのレンダリングは非同期で行われる。このため、期待したタイミングで値が同期しないことがあり、やみくもに対症療法で回避する羽目になりやすい
 ⇒動きがタイミングによって異なる場合があり、再現しないといったことがあった

・否が応でも非同期処理でアプリケーションを組まなければならない
 ⇒同期したい場合に困った事が多々あった

・優れたテクノロジーが必ずしも市場に受け入れられるとは限らない
 ⇒配布手段、開発言語(C#)は使い慣れたもので、WPFと再利用性もあり、便利な点もあったが、市場には受けなかった

・マーケティングを誤った、中途半端な製品
 ⇒Webなのか、LOB向けの業務アプリなのか、はっきりしない
 ⇒前者は多様なブラウザが頻繁にアップデートを繰り返すという現実の中、ブラウザプラグインによるクロスプラットフォームを保つことなど不可能な事態に直面し、破綻する。
 ⇒後者は、Controlは不足して、ToolKitは非常にバグが多く、カスタマイズしてバグを潰さなければ使いものにならなかった。よって、自社開発するかサードパーティを使わざるをえなかった。
  色設定ダイアログなど、苦労し続けた思い出ばかりです。

「デザイナーとプログラマーの分業」という強迫
 ⇒これは無理だろうとおもった。XAML自体もある意味プログラミングに近いし、データ構造理解しないとデザインもへったくれもない。

このサイトの最後に書いてある
アプリケーションエンジニアはテクノロジーにコミットするのではなく、アプリケーション開発に関するもっと普遍的なスキルを磨かなければならない。アプリケーションエンジニアにとってテクノロジーは目的達成の手段でしかない。目的とは何か。アプリケーションの提供を通じて、顧客を満足させ、自社を満足させることだ。そこがゴールであり、同時に原点だ
が結論ですね。
エンジニアは、ダメなテクノロジーはとっとと卒業して、次の技術を身に着けないと、 取り残されますね。

タブレットの普及した現在、MSが自己都合で、あっさり開発あきらめたのは正解の気もするが、信頼はなくなったのでした。ちゃんちゃん。

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