2015年1月19日月曜日

うつ


自分も時々うつになるので、
 うつ病についてしらべてみました。

0、うつ病とは?
 実際、うつ病とはなんだろう?。
 「気分が強く落ち込み憂うつになる、やる気が出ないなどの精神的な症状のほか、眠れない、疲れやすい、体がだるいといった身体的な症状が現れることのある病気で、気分障害の一つ」
ということなので、ほとんどの人は、うつ病なのだろう。
ただし、この気分障害が大きい人が特に「うつ病」として扱われるのでしょうね。

1、うつ病の状況
1) 年間の休業日数は、慢性の身体疾患の平均5.3日に比べて、うつ病は22.1日と4倍高い
2) 世界保健機関(WHO)の「世界自殺レポート」によれば、自殺関連行動と最も関連のある精神疾患はうつ病とアルコール使用障害であり、この2つを合併すると自殺のリスクが特に高くなる
 ⇒うつで、アルコール依存となると、自殺したくなるのですね。 お酒に逃げないことですね。気を付けないと
 3) 既存の治療法をフルに駆使しても寛解(症状がなくなること)に至るのは7割程度であり、3割は治りにくい「難治性のうつ病」
 4) 現在、日本の成人のうち15人に1人が生涯でうつ病を経験することが分かっている。
男女別でみると女性のほうが男性よりも1.6倍多いという結果が示されている(厚生労働省「患者調査」)。
 5) うつ病になりやすい気質(性格)としては、生真面目、完璧主義、自分に厳しい、凝り性、気を遣うなどがあげられ、そのような性格のためにストレスを受けやすいと考えられます。

2、治し方
1) うつ病の治療を開始すると、その多くが平均6週間から12週間くらいで寛解する。ただし寛解しても、すぐに治療をやめると症状がもとに戻る可能性が高い。。寛解した場合でも、最低で3カ月から半年くらいは治療を続けることが必須だ
2) うつ病の治療は、大きく分けて精神療法と抗うつ薬を中心とした薬物療法の2つがある。この2つを中心に、重症度や患者・家族の希望などに基づいて、個人に合った治療法を選択していく。
 薬物療法や精神療法での治療が難しい場合は、3番目の治療法として「mECT(修正型電気けいれん療法)」を検討する
3) 生活習慣病やアルコール乱用もうつ病の要因になる。個人の対策としては生活習慣病の予防が第一。こころだけでなく身体の健康にも気を配り、睡眠・食事・運 動などの日常生活を整えること。自分自身と周りを大切に、しんどいときには目標を小さくして日々を大切に過ごすよう心がけたい
4) 活用できる制度もあるので、利用できるものは利用する
  http://www.smilenavigator.jp/utsu/life/recover/index.html


3、本人との接し方
1) 身近な立場にいる人は、うつ病患者本人のつらさを想像することも大切だ。本人だったらどんな気持ちか、何をしてほしいかを考えて行動することが大事
2) うつ病の症状が強い患者に対して、気分転換がよいと旅行に連れ出したり飲み会に誘う人がいる。しかしうつ病の場合、これらの誘いは悪化することはあって も良くなることはない。そっと見守り、寄り添うことが原則だ。
3) うつ病は風邪と同じとよくいわれるが、風邪で鼻水やせきがでるように、うつ病になると、死にたいと思う希死念慮の症状が出てくる。
もしうつ病の人には、「怠けているだけじゃないの」「この先どうするの」「逃げている」などと言わない、思わないことです。
また、本人を心配するあまり「頑張って」「いつになったら治るの」などの言葉をかけたくなることもありますが、励ましの言葉や本人を焦らせるような言動も 禁物です。
本人はうつ病になって休養せざるを得ない自分に対し無力感や罪悪感を抱いていることが多く、1日も早く元の生活に戻りたいと、だれよりも焦りを 感じているからです。そっと見守ってあげることが大切です。


【参考URL】
http://ps.nikkei.co.jp/otsuka14/
http://www.smilenavigator.jp/utsu/

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