2014年9月26日金曜日

WBS(ワーク・ブレイクダウン・ストラクチャー)を簡単に説明すると。。。

作業(Work)を細かく分解(Breakdown)して、構造化(Structure)することを指します。
WBSは、見積もりやスケジュール、スタッフのアサインの根拠としてその都度作成・修正します。
タスクは全て書き出して、成果物を目安に構造化します。

 (1) プロジェクト計画書作成
 提案や打ち合わせを経て合意したプロジェクトの範囲(スコープ)を文書化します。
具体的には、目的・目標・範囲・期間(スケジュール)・環境・保守(期間・内容)・成果物を記載します。
また、予算、成果物にはあたらない事項や前提条件、制約条件などもスコープには含めて、未決定事項を残さないようにします。

(2) WBS作成
タスクリスト(ガンチャート)を作成します。
リストには、成果物を中心に、プロジェクトを開発工程ごとに分割(大項目、中項目、小項目)し、さらに各機能ごとに分け、最後に各スタッフが担当する作業の最小単位のタスクに分割します(工程・内容・成果物・担当・予定人日などを記載)。
リストには、自社以外のタスク(クライアント側の作業など)も記載することも必要です。
「これが終わらないとそれは始められない」や「これが始まらないとそれも始められない」という依存関係を意識して作成します。
また、クリティカルパスを意識して作成して、作業の遅れがないようにします。

プロジェクト管理ソフトウェアとして、MS-Projectがよく使われています。

もっと詳しく学びたい人は、以下URLを一読してみてください。
http://www.aerith.net/design/wbs-j.html

 

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