2014年7月28日月曜日

クレームに対する対処法

「謝れ」「責任者を出せ」「今すぐ回答しろ」「誠意を見せろ」「納得できない」クレーム5大表現への対処法
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/07/22/17901
を読んで、対処法について、まとめてみました。




1、「謝れ」に反射的に謝らない
 自分に非があるかないのかを考え、非がない場合の相手の要求に「回答しない」
 それでも、とにかく謝らなければならない場合には、「ご迷惑おかけしています」と伝える。
 もちろん、非がある場合は当然謝罪が必要です。

2、「責任者(上)を出せ」「今すぐ回答しろ」と言われても慌てない
 素直に応じることは、要求の1つに屈したことになり、相手を増長させます。
 また、情報がないまま対応せざるを得ない状況を招きかねません。
 処理方法の判断をするために、とにかくしっかり状況把握をする。

3、「誠意を見せろ」と言われたら、本当の誠意を見せる
 憤慨している相手でも、心から謝れば受け入れてもらえる場合がほとんどです(相手は、自分の気持ちを分かってもらいたいのです)。
 それでも、「誠意はそんなもんじゃないだろう」と言われたら、まずは、「最大の誠意は、心から謝罪することと考えております」と伝えます。
 それでも引き下がらないようであれば「では、誠意とはどういうものとお考えでしょうか?」と聞いてから、対応を考えます。

4、「納得できない」は決別のサイン
 「納得できない」と言われても、「ご期待にそえず申し訳ありません」と言い続けてください


5、クッション言葉をたくさん知っておこう
 相手が激昂している時にストレートにこちらが言いたいことだけを伝えると、相手の感情がさらに高ぶり、手が付けられなくなることがあります。
 クッション言葉を使って少しでもおだやかにと、会話や交渉を続けられるようにしましょう。

①依頼(「~していただけませんでしょうか」等の前につける)
恐れ入りますが
失礼とは存じますが
差し支えなければ
大変恐縮ですが
ご面倒をおかけいたしますが
お手数をおかけしますが
②反論(「~ではないでしょうか」等の前につける)
おっしゃることはわかりますが
ご意見なるほどとは思いますが
お言葉を返すようですが
拒否(「ご容赦ください」「できかねます」等の前につける) 
お役に立てず、大変心苦しいのですが
せっかくですが
失礼とは存じますが
残念ながら
身に余るお言葉ですが

※とっさのときに使えるように、日頃から意識して使うようにしましょう。 


心がけることは、「落ち着く」「怒らない」こと。顔を合わせて話している時なら絶対に口にしないような言葉でも、顔が見えない状態では良心が痛みにくいので、きつい言葉を投げかけやすくなります。それを踏まえてカッとせず、落ち着いて対応しましょう。 

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