まず、要件定義をしっかりしないと、テストもなにもないです。
うちのシステムは要件定義がないから、いつももめるんだよなあ。。。。
まずは、テストの定義から、
日本におけるソフトウェアテスト技術者資格認定を運営する「JSTQB(Japan Software Testing Qualifications Board)」の標準用語集では、「テスト(testing)」は次のように定義されている。
成果物が定義した要件を満足するかを判定し、目的に合致することを実証し、欠陥を見つけるため、ソフトウェア製品や関連成果物に対し、計画、準備、評価をすること。全てのライフサイクルを通じて実施する静的、動的なプロセス。
品質向上に役立つと思われるテスト手法について考えてみる。
(1) 負荷テストで失敗しないように考慮すること
・明確な目的の設定
・ 対象システムの特徴の把握
・負荷量・アクセス推移の分析
・テストシナリオや判断基準
・スケジュール
・テストチームの体制
・テスト計画における目標値に対する見通しやデータ収集
・負荷量の分析
・チューニングの方法・手段
などを考え、事前に議論や文書化する。
(2)システム品質のボトルネックについて
「ソフトウェア開発プロジェクトで見つかるすべての欠陥のうちの56%は、その根本要因が要件定義フェーズで発生している」(James Martin『An Information Systems Manifesto』より)
ソフトウェア開発では、要件の変更が頻繁に起こるが、要件変更がすべて適切に管理するのは難しい。
要件とテストケースの間のトレーサビリティが維持されていないと、変更した要件に対する適切なテストが実施できず、システム品質が低下する要因にもなります。
「要件定義とその管理こそがソフトウェア品質を左右する重要な工程である」とし、“要件に基づくテスト(RBT:Request Based Testing)”というアプローチがあります。
RBTでは、以下の3点を重点的に取り組むという。
- ソフトウェア要件との強固な連携
- ソフトウェア開発ライフサイクルの全工程を通じて、さまざまな作業を統合する
- 体系化された費用対効果の高い要件とテストカバレッジの実現
Microsoftにもテストに関して説明されているので一読をおすすめします。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/aa292191%28v=vs.71%29.aspx
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