2014年11月28日金曜日

システム管理のお仕事(その4)

今回は、変更管理についてまとめてみます。

変更管理は、以下の3つの変更の分類できます。
1)ハードウェアの変更
新規、追加(拡張)、修理 (置き換え)など
2)ソフトウェアの変更
新規、追加(バージョンアップ)、修理 (パッチ) など
3)人の変更
手順・仕組み変更、担当者変更など

http://www.itmedia.co.jp/im/articles/1007/06/news095.html

ITILでは、次のよう記されています。
「すべての変更を効率的かつ迅速に取り使うために、標準化された方法、手順が使われることを確実にすることと、それによって変更に起因するインシデントがサービス品質に与える影響を最小限にし、組織の日々の運用を改善すること」(ITIL v2)

「顧客の変化する事業要件に対応すると同時に、価値を最大化し、インシデント、中断、手直しを削減すること、およびサービスとビジネスニーズを整合させるような、事業と IT の変更要求に対応すること」(ITIL v3)

正直分かりづらいです、要は「変更が原因で業務に負の影響が起きるのを避ける」といったことになります。

ITILでは、次の手順が記されています。
「軽微な変更、標準化された手順が確立している変更を除いて)すべての変更は変更管理プロセスを通す」「その変更が妥当なものか、ほかに類似の変更要求はないか、変更をいつ、どのように行えばいいかといったことを決める変更諮問委員会(CAB:Change Advisory Board)を召集する」

これらは理想ではありますが、小さい会社では、このような事は、難しいです。
そこで、次ぐのことを守っておきます。
・すべての変更をシステム管理者や、マネージャが認識
・変更による影響を把握

変更内容を記憶しておくのはむずかしいので、EXCELなどに記録として残しておいた方がいいです。
その結果、システム追加時とかのテストとかで有効に利用できます。 


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